DTSシステムには各種産業用監視システムから地質調査等の研究用途まで広く対応可能な各種インターフェースが用意されています。
DTSの測定データおよびステータス情報はイーサネットを介して出力されます。
RS232Cはゾーンデータ出力に使用されます。ゾーンは光ファイバセンサーの長手方向の任意の区間に対して設定することができ、その区間の代表温度(最大値,最小値,平均値)を出力させることができます。
各ゾーンはそれぞれ警報と対応するリレーをを割り当てることができます。ゾーン設定情報はDTS本体メモリーにセーブされますので、基本的な動作は外部機器に依存しません。
DTSにはリレー接点出力が実装されており、上記ゾーンの警報に対応して出力することができます。
DTSモニターはDTSの温度分布測定結果を表示・記録するGUI(グラフィカルユーザーインターフェース)です。主な機能は以下の通りです。
![]() 上:DTSモニター外観 |
実体画面 | 実際の測定対象の実体図(プロファイル模式図)を表示して、測定温度に対応する色で当該セクションを塗りつぶして表示します。 |
グラフ画面 | 光ファイバに沿った連続温度分布チャートをそのまま表示します。同一画面に最大8面のグラフが表示できます。 | |
ステータス表示 | 画面右端には常時データの受信状況、警報の状況が表示されます。また、下端にも警報メッセージが表示されます。 | |
トレンドグラフ | 測定データは指定された一定期間記録されるとともに、必要なポイントの経時変化グラフを表示できます。 | |
外部出力 | 前項に記載のデータ、警報出力を外部に出力します。 (リレー接点、RS232C、Ethernet対応可能) |
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警報受信装置 | 本体に警報受信盤、ブザー、信号灯が実装可能です。さらに外部リレー接点出力端子も実装されます。 |
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